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2017年2月28日火曜日

大使館前集会について

2月27日の朝鮮日報ニュース  「警察が禁じた釜山総領事館周辺での集会 地裁が許可=韓国」

 このニュースでは、地元釜山警察は大使館前における集会を、おそらく ウィーン条約22条 を遵守しての事だろう、禁止通告書を集会を行おうとする団体へ送っていた。しかし、釜山地裁は「平和的な集会であればウィーン条約に反しない」という意向で、地元警察による日本総領事館前での集会の禁止をナシに、要は釜山地裁は領事館前集会を許可した形だ。

 ここで語られる集会とは、3月1日の韓国で言う独立運動記念日の日本への抗議の意を含めた集会である。韓国の独立運動とは?という問いは置いておいて、祝日の集会だからと平和的に終わる保証は無い。また、平和的な集会なら大使館前でやってもいいのかという問いが生まれる。

 ここで引っ掛かったのが、私を含む日本の活動家の韓国大使館前での活動である。日本における韓国の大使館や領事館前での活動は、言うまでも無く多々行われてきた。逮捕者が出ているかは不明だが、おおよそ平和的集会が行われてきたとは言いがたい。ヘイトスピーチとされる「○○人死ね」だが、四谷に韓国大使館があった時代に、まさに大使館前で発せられていた。在韓日本大使館前と在日韓国大使館前集会でどちらが過激な活動をやったのかなど争ってもくだらない。50歩100歩である。

 じゃあどう考えればいいのかというと、原点に戻って(今更の感が否めないが)ウィーン条約の遵守だと思う。その基準については、機を見て投稿させて頂きます。私の主張に誤りがあれば、あるいは異論があれば、コメントとして書いていただければ光栄です。
今後ともよろしくお願いします。


【現場責任者】奥田洋平
【mail】khaos1130@gmail.com

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